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防犯性もアップするエクステリアデザインとは?【クローズ外構・センサーライトなどの導入実例あり】

  • 2025年5月31日
  • 2025年5月31日
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「最近ご近所で空き巣があったと聞いた」
門まわりが暗くて、夜の出入りが少し不安」
外から家の中が丸見えで、落ち着かない」

このような不安をお持ちの方は、実は少なくありません。特に、新築住宅にお住まいの方や、これからの暮らしを考えるシニア世帯の方からは、「防犯も意識した外構にしたいというご相談を多くいただいています。

とはいえ、「防犯重視にすると、見た目がゴツくなりそう」「費用がかかるのでは?」「何から始めていいか分からない」という声もよく耳にします。

そこで今回は、ばんのベーシックが実際に手がけた施工事例をもとに、「防犯性」と「デザイン性」を両立させる外構アイデアを、わかりやすくご紹介していきます。

外構は“家の防犯性”を大きく左右します

「空き巣は下見をする」と言われるように、不審者は周囲からの視線の有無、入りやすさ、逃げやすさなどをチェックしています。

侵入リスクが高い住まい

  • 外から玄関や窓が丸見えで、隠れやすい死角がある
  • 敷地内に照明が少なく、夜間は真っ暗になる
  • 門や塀が低く、簡単に乗り越えられそう

これらは、外構の工夫次第で改善することが可能です。

たとえば、視線を遮るフェンスやスクリーン、防犯砂利、センサーライトを適切に配置することで、「入られにくい」「見えにくい」「気づかれやすい」環境を整えることができます。

しかも、工夫次第でデザイン性も高く、住まい全体の印象もグレードアップします。

クローズ外構で防犯性と安心を両立

外構において、防犯性を高める方法のひとつが「クローズ外構」です。敷地の周囲を塀や門扉でしっかり囲むことで、外部からの視線や物理的な侵入を防ぎ、安心感を高めてくれる人気の外構スタイルです。プライバシーを守りながら、防犯性を高められるのも嬉しいポイントですね。

ただ、「閉鎖的すぎると、逆に泥棒にとっては安心して隠れられるのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。実際には、適切な視線のコントロールや照明の配置を工夫することで、外部からの見えにくさと“気づかれやすさ”を両立できるのがポイントです。

クローズ外構の考え方やポイントを踏まえたうえで、実際にどんな工夫ができるのか、具体例を見ていきましょう。

門まわりや足元、カーポートなど、暮らしに直結する部分にどんな工夫をすれば、防犯性とデザイン性を両立できるのか。次の章から、わかりやすくご紹介していきますね。

門まわりの工夫で“防犯力”を高める

門まわりは、外部との接点であり、来客を迎える家の「顔」です。そして同時に、侵入を防ぐための最前線でもあります。

「開放的すぎて、玄関まで丸見えになっている」 「インターホンが門柱ではなく、玄関ドアの横についている」

こういった外構は、プライバシーも防犯面も、ちょっと心配に感じる方が多いようです。不審者が敷地内に足を踏み入れても、外から気づかれにくい構造になってしまう可能性があります。

こうした不安を解消するには、門まわりの「視線のコントロールが重要です。たとえば、LIXILのプラスGなどのスクリーンは、外からの視線をやわらげつつ、風や光は通す優れたアイテムです。完全に隠すのではなく、適度に“抜け感”をつくることで、閉鎖感を出さずに防犯性を高めることができます。

LIXIL プラスGのスクリーン

また、コンクリート打ちっ放しの塀を活かしたシンプルモダンな外構も人気です。無機質な質感が、スタイリッシュな印象を演出しながら、外からの視線をしっかり遮ってくれます。特に、新築や和モダン住宅にもマッチしやすく、クローズ外構でも圧迫感を抑えて開放感を感じさせるのが特徴です。

さらに、門柱には宅配ボックス・ポスト・インターホンを一体型で設置することで、不審者が玄関先まで入り込む必要がなくなります。これにより、郵便や宅配の対応をより安全・効率的に行えるようになります。

門まわりの設計ひとつで、防犯性は格段に向上します。そしてそれは、家全体の第一印象にもつながる、大切なデザインポイントでもあるのです。

防犯砂利と舗装で“足元から守る”

防犯というと目の高さや門まわりの設備に注目しがちですが、実は「足元」にも大きな防犯のヒントが隠れています。

たとえば、「防犯砂利」は、歩くたびにジャリジャリと音が鳴るため、敷地に不審者が侵入した際に気づきやすくなる効果があります。特に夜間や外出中など、住人が気づきにくい時間帯に侵入しようとする者にとって、「音」は非常に大きなストレスになります。

砂利を敷くと効果的な場所

  • 建物周囲(特に窓下など、侵入されやすいポイント)
  • カーポートや勝手口のわき道
  • フェンスと塀の間など、人目につきにくい場所

また、防犯砂利は防草シートと併用することで、雑草の抑制にもつながります。これにより日常の手入れが楽になるだけでなく、外観も常に整った状態を保つことができるという嬉しい利点も。

加えて、玄関アプローチの舗装にも注目したいポイントがあります。明るめのタイルやコンクリートを使用することで、夜間でも足元が見やすくなり、つまづきや転倒といったリスクも減らすことができます。段差をなくすバリアフリー設計とあわせて施工することで、シニア世帯の方にも安心して暮らせる住環境が実現できます。

防犯砂利や舗装は、目立ちにくい部分ではありますが、日々の生活に寄り添いながら、安全性と快適性を高める頼もしい存在です。

カーポートまわりの防犯アイデア

カーポートまわりは、車の防犯だけでなく、家全体の安心感を高めるうえでも重要なポイントです。シャッターゲートを設置することで、車や敷地の様子を外からしっかり隠し、盗難や車上荒らしのリスクを抑えられます。

電動タイプなら、車の出入りもスムーズで、普段は開放感を保ちながらも、必要なときはしっかり閉めて安心感を高めることができます。見た目の印象も引き締まり、家全体の外観をスタイリッシュにまとめられるのも嬉しいポイントです。

防犯を高めるライティングの工夫

外構の防犯性を考えるうえで、灯りの存在はとても重要です。夜間の視界を確保するだけでなく、不審者が隠れにくい環境をつくることで、安心感がぐっと高まります。ここでは、照明を上手に活かすポイントを3つご紹介します。

照明の配置で“死角”を減らす

外構の照明を考えるときに大切なのが、家の周りにできる「死角」をできるだけなくすことです。アプローチや勝手口、カーポートの周辺など、暗がりになりがちな場所をしっかり照らすことで、不審者の隠れ場所をなくし、自然な防犯性を高めます。明るすぎず、やわらかい光で、夜でも家が引き立つような配置を意識すると、防犯性とおしゃれさの両方を叶えられます。

センサーライトやソーラーライトの活用

夜間、必要なときだけパッと点灯するセンサーライトは、外構の防犯性をぐっと高めてくれます。人の動きを感知して自動で点灯するので、急に明るくなった瞬間に「見られている」というプレッシャーを与え、不審者の侵入を抑止する効果があります。
また、電気代の節約やエコな選択として、ソーラーライトを取り入れるのもおすすめです。コンセント不要で、手軽に設置できるのも魅力ですね。

【まとめ】防犯性もアップするエクステリアデザイン

外構は、住まいの印象を決めるだけでなく、防犯性を高めて安心感をつくる大切な役割を担っています。クローズ外構やシャッターゲート、足元の防犯砂利やアプローチの照明など、少しの工夫で大きな安心をプラスできます。

今回の記事でご紹介したポイントを、改めてまとめますね。

防犯性もアップ!エクステリアのポイント

  1. クローズ外構で防犯性と安心を両立
    → 視線を遮り、侵入を防ぐ外構デザイン。圧迫感を抑えながら安心感をプラス。
  2. 門まわりの工夫で防犯力を高める
    → スクリーンや門柱で視線をコントロール。郵便や宅配対応も安心。
  3. カーポートまわりの防犯アイデア
    → シャッターゲートで車や敷地をしっかり守る、スタイリッシュな防犯策。
  4. 防犯を高めるライティングの工夫
    → センサーライトや照明の配置で、夜間の安心と魅力的な演出を両立。

こうした外構アイデアを取り入れることで、防犯性だけでなく、住まい全体の心地よさもぐっと高まります。外構づくりのヒントとして、ぜひ参考にしてくださいね。

ばんのベーシックでは、お住まいの安全・安心を高める外構リフォームを承っております。具体的なプランがまだ決まっていない方も、どうぞお気軽にご相談ください。お話をお伺いしながら、暮らしにぴったり合うご提案をさせていただきます。

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