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空き巣を未然に防ぐ!玄関アプローチと門扉の防犯対策とは?

  • 2025年12月29日
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「防犯対策」と聞くと、防犯カメラや鍵を思い浮かべる方が多いかもしれません。
ですが、実は空き巣が家を見るとき、最初にチェックするのは玄関までのアプローチ だと言われています。

玄関アプローチは、必ず人が通る場所。だからこそ、つくり方次第で「防犯意識の高い家」にも、「入りやすそうな家」にも見えてしまいます。

この記事では、見た目や暮らしやすさも大切にしながらできる、玄関アプローチの防犯対策 について、外構の視点から分かりやすく解説します。

玄関アプローチと門扉の防犯対策の重要性

空き巣は、無作為に家を選んでいるわけではありません。多くの場合、

  • 人目につきにくそう
  • 侵入に時間がかからなそう
  • 防犯対策がされていなさそう

といった 「入りやすそうな家」 を選びます。

玄関アプローチは、門から玄関まで必ず通る動線であり、外から見てその家の防犯意識が伝わりやすい場所です。
ここで「きちんと対策されていそう」という印象を与えられると、それだけでターゲットから外れる可能性が高くなります。まずは狙われないことが大切です。

なぜ玄関アプローチが防犯のカギになるのか

侵入経路として使われやすい

玄関は、どの家にも必ずある出入口です。門扉がなかったり、植栽や塀で視線が遮られていたりすると、外から見て人の気配が分かりにくく、
「侵入しやすそうな場所」と判断されてしまうことがあります。

防犯意識が外から分かりやすい場所だから

照明がない、植栽が生い茂っているなど、外から見て防犯意識が感じられない玄関周りは、空き巣にとって好条件になってしまいます。

逆に、照明や見通しの確保など、ちょっとした工夫があるだけでも「防犯対策をしている家」という印象を与えることができます。防犯対策をしてなさそうと思われないために、玄関アプローチから入りにくさをアピールしていきましょう。

防犯対策における門扉やフェンスの重要性

防犯対策に門扉やフェンスが有効ですが、門扉やフェンスは完全に侵入を防ぐためだけのものではありません。「ここは簡単に入れない家ですよ」というサイン を外に向けて出す役割があります。

  • 門扉があるだけで心理的なハードルが上がる
  • 敷地の境界が明確になり、侵入しづらくなる
  • 子どもの飛び出し防止にもつながる

こうした役割をきちんと果たすためにも、家の外観や周囲の環境に合わせたデザイン・高さを選ぶことが大切です。

効果的な玄関アプローチの防犯対策

では具体的に、どのような防犯対策が効果的か、いくつかアイデアをご紹介します。

照明を使って侵入を防ぐ

夜間に暗い玄関アプローチは、それだけで不安要素になります。人の動きが分かりにくい場所は、空き巣にとっても行動しやすくなってしまいます。

照明を使ったポイント

  • 足元灯ポールライトでアプローチ全体を明るくする
  • センサーライトで人の動きを察知し、存在を知らせる

照明を使うことで、防犯だけでなく夜の歩きやすさもアップします。とくに階段が多い玄関アプローチでは転倒防止の観点からも照明を使うことは有効です。

また、防犯を意識すると「とにかく明るくしなきゃ」と考えがちですが、白色が強く明るすぎる照明はせっかくの玄関アプローチの雰囲気を崩してしまうことも。照明を選ぶ時は、やさしく照らす光を選ぶことで、防犯性を高めながら夜の見た目もきれいに整えることができます。

音を出すアイテムで侵入を防ぐ

防犯砂利など、歩くと音が出る素材 は侵入抑止に効果的です。

砂利での防犯のポイント

  • 一部に取り入れるだけでもOK
  • 見た目を損なわない配置が可能
  • 侵入者が「気づかれやすい」と感じる

視線を意識した玄関づくり

防犯を意識するあまり、玄関周りを完全に囲ってしまうと、かえって死角が増え、外から様子が分かりにくくなることがあります。

防犯の観点では、「外から人の気配が感じられる高さ」 を意識するのがポイントです。

  • フェンスや塀は、約150〜180cm程度 が目安
  • 植栽は、人の顔が隠れない高さを意識して配置
  • アプローチ全体の見通しを確保する

このくらいの高さであれば、道路や隣家からの視線を適度に取り込みつつ、プライバシーも守りやすくなります。

死角にならず「見られているかもしれない」と感じる環境は、空き巣にとって行動しにくく、防犯効果が期待できます。

防犯カメラやセンサーライトとの併用

防犯カメラというと、「費用がかかりそう」「大がかりになりそう」と、導入のハードルが高く感じられる方も多いかもしれません。
ですが、防犯対策は必ずしも高額な設備を揃える必要はありません。大切なのは、実際の性能以上に「防犯対策をしている家だと伝わること」 です。

  • 防犯カメラやセンサーライトは、あえて見える位置に設置する
  • ダミーカメラでも、「見られているかもしれない」と感じさせる効果がある
  • 照明や門扉など、他の防犯対策と組み合わせることで抑止力が高まる

空き巣は、侵入に時間がかかりそうな家や、周囲の人の目・機械の目が気になる家を避ける傾向があります。

そのため、「この家はきちんと対策されていそう」と思わせること自体が、防犯につながると考えることが大切です。

空き巣が嫌がる玄関アプローチとは

具体的な防犯アイデアでも解説してきましたが、空き巣が避けるのは、侵入に手間がかかりそうで、気づかれやすく、人の気配を感じる家 です。

  • 侵入に時間がかかりそう
  • 音や光で気づかれそう
  • 人の気配を感じる

玄関アプローチに、曲がりのある動線や段差、素材の変化、門扉や照明があるだけでも、「時間がかかりそう」「目立ちそう」という印象を与えることができます。

防犯対策は、実際の性能だけでなく、外から見て「対策している」と伝わること も重要なポイントです。

センサーライトや防犯砂利、門扉、防犯カメラなどは、あえて見える位置に取り入れることで、「この家はきちんと対策されていそう」という印象につながります。

すべてを完璧に整えなくても、一つ工夫を加えるだけで、玄関アプローチの印象は大きく変わります。

注意!防犯を意識しすぎて失敗しがちな外構例

防犯を重視するあまり逆効果になるケースや、使いづらい外構になってしまうケースもあります。

  • 2m以上など、高すぎる塀で死角が増える
    防犯やプライバシーを考えて塀を高くしすぎると、外からの視線が完全に遮られ、玄関まわりに死角ができやすくなります。特に2m以上の高さになると人の気配が分かりにくくなり、万が一の際に周囲から気づかれにくい環境になってしまうこともあります。
  • 施錠の多い門扉で、日常の出入りが負担になる
    防犯性を高めようと鍵付きの門扉や施錠ポイントを増やしすぎると、毎日の出入りや荷物の持ち運びが面倒に感じられることがあります。防犯だけでなく、普段の動線や使いやすさも考えた計画が大切です。
  • 明るすぎる照明で周囲に配慮が必要になることも
    明るければ安心と思って照明を強くしすぎると、まぶしさで落ち着かない空間になったり、光が道路や隣家に向いてしまい、周囲に気を使う原因になることもあります。防犯照明は強さよりも配置や照らし方を工夫することで、防犯性と見た目のバランスが取りやすくなります。

防犯対策は、「強くすればするほど良い」というものではありません。
防犯・暮らしやすさ・周囲とのバランスを意識しながら整えることが、安心できる外構につながります。

防犯の考え方で変わる、外構スタイルの選び方

防犯対策は、「囲えば囲うほど安心」というものではありません。住まいの立地や家族構成、生活スタイルによって、合う外構の形はそれぞれ違います。

ここでは、代表的な3つの外構スタイルと、防犯面での特徴を紹介します。

オープン外構|視線を活かして防犯につなげる

  • フェンスや塀を最小限にした開放的な外構

  • 道路や周囲からの視線が入りやすい

  • 人の気配が伝わりやすく、防犯効果が期待できる

こんな方におすすめ

  • 人通りのある立地
  • 見通しを重視したい
  • 圧迫感のない外構にしたい

セミクローズ外構|防犯と暮らしやすさのバランス型

  • 部分的に門扉やフェンスを設ける外構

  • 視線をコントロールしやすい

  • 防犯と使いやすさのバランスが取りやすい

こんな方におすすめ

  • 小さなお子さんがいる
  • 玄関周りだけ囲いたい
  • 防犯もデザインも大切にしたい

クローズ外構|防犯とプライバシーを両立する外構

  • 門扉や塀で敷地をしっかり囲う外構

  • プライバシーを守りやすい

  • 囲い方によっては死角が生まれやすい

クローズ外構は安心感が高い反面、囲い方によっては玄関まわりに死角が生まれやすくなることもあります。
塀の高さを抑えたり、格子やスリット、照明を取り入れるなど、外から人の気配が感じられる工夫をすることで、防犯性と安心感のバランスが取りやすくなります。

こんな方におすすめ

  • 人通りの多い立地で、視線が気になる方
  • プライバシーをしっかり確保したい方
  • 敷地内で落ち着いて過ごせる空間をつくりたい方

まとめ|玄関アプローチを見直すことが防犯の第一歩

防犯対策というと、防犯カメラや鍵などの設備に目が向きがちですが、実は空き巣が最初にチェックしているのは、玄関までのアプローチ だと言われています。

玄関アプローチは、

  • 人の目につきやすいか
  • 侵入に手間がかかりそうか
  • 防犯意識が感じられるか

といった点が、外から一目で伝わる場所です。
だからこそ、ちょっとした工夫で「入りにくそうな家」という印象を与えることができます。

大切なのは、防犯を強くしすぎることではなく、暮らしやすさや見た目とのバランス。照明の明るさや配置、門扉や塀の高さ、視線の抜け方などを工夫することで、安心感と防犯性を両立した玄関アプローチをつくることができます。

また、オープン・セミクローズ・クローズといった外構スタイルによって、向いている防犯の考え方も変わります。
住まいの立地やご家族の暮らし方に合った外構を選ぶことが、「狙われにくい家」につながります。

「うちの場合はどんな対策が合うんだろう?」
そう感じたら、ぜひ施工事例も参考にしてみてください。実際の事例を見ることで、ご自宅に合った防犯のヒントがきっと見つかります。


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