「雑草だらけ」「雨のたびにぬかるむ」「泥で靴や玄関が汚れる」
そんな”土のままの庭”にお悩みではありませんか?
この記事では、そんなどうにかしたい土の庭を快適&おしゃれに変える対策アイデアを分かりやすく解説します。DIYでできる方法から、プロに任せる本格リフォームまで、施工事例を交えてご紹介します!
土の庭をどうにかしたい!よくある6つの悩み
雑草が生い茂って草むしりが大変
春から夏にかけて、あっという間に庭は雑草だらけに。週末は草むしりで終わってしまう…そんな経験、ありませんか?雑草の生命力はとても強く、抜いても抜いても生えてくるのが悩みの種。
虫や害獣の発生が気になる
雑草が生えると、虫も集まりやすくなります。特に夏場は、蚊やアリ、ハチなどの害虫が発生しやすく、小さなお子さんやペットのいる家庭では心配のタネに。
雨の日にぬかるむ・泥がはねる
雨が降ると地面はドロドロ。歩けば靴が汚れ、車に泥がはねてガッカリ…。外に出たくなくなる原因にもなります。
砂ぼこりで洗濯物や窓が汚れる
晴れた日は晴れた日で、乾いた土が風で舞い、洗濯物や窓、車にまで砂ぼこりがついてしまうことも。
玄関や靴がすぐ汚れてしまう
土の庭では、家に入るたび靴に泥がつきがち。玄関の掃除も大変になります。
見た目が殺風景で手つかず感がある
庭が土のままだと、なんとなく「まだ未完成」の印象に。せっかくのマイホーム、外からの印象も大事にしたいですよね。
土の庭を快適&おしゃれに変える方法10選
「でも、どうすればいいの?」と感じた方へ。ここでは、土の庭を快適&おしゃれに変えるための具体的なアイデアをご紹介します!
①防草シート+砂利敷き【DIYでもできる定番対策】
まずは最も手軽で人気の方法。防草シートで雑草を抑え、その上から砂利を敷くことで、見た目もすっきりします。防犯効果もあり、コストも比較的抑えられるのが魅力。
ただし、シートの質や施工方法によっては、数年で草が突き破ってくることもあるので注意!
②人工芝を敷いてメンテナンスフリーの庭に
「緑を楽しみたいけど、芝の手入れが面倒…」という方には人工芝がおすすめ。最近の人工芝は本物そっくりで、クッション性もあり、小さなお子さんの遊び場にも◎
▶︎施工事例紹介:人工芝で家族のくつろぎ空間に
③天然芝でナチュラルに緑化(管理に注意)
本物の芝の爽やかさは格別!ただし、定期的な刈り込み・肥料・水やりが必要になるため、お手入れを楽しめる方向けです。
④ウッドチップでぬくもりと雑草対策を両立
ナチュラルな雰囲気で、雑草防止にもなるウッドチップ。足元が柔らかく、ペットにもやさしい素材です。時間とともに土に還るため、定期的な補充が必要です。
⑤レンガ・天然石で洋風テイストに
アンティーク調のレンガや、デザイン性のあるインターロッキングブロックを使えば、まるで海外のような雰囲気に。おしゃれなアプローチやガーデンテラスが完成します。
⑥コンクリート平板張りで高級感とお手入れラクラク
玄関から続くコンクリート平板張りの庭は、掃除も楽で耐久性も◎。雨の日もぬかるまず、重厚感のある印象に仕上がります。
⑦土間コンクリートで機能性重視の庭に
駐車場兼用の庭など、機能性重視の方におすすめ。雑草は生えず、泥もはねず、まさに「メンテナンスフリー」。ただし照り返し対策などは必要です。
⑧真砂土で自然な風合いを保ちながら固める
見た目は“土っぽい”ままで、雑草やぬかるみを防ぐ真砂土舗装。ナチュラルガーデン志向の方に人気です。施工にはちょっとした技術が必要なのでプロに相談を。
⑨花壇や菜園スペースで庭を活かす
庭の一部を花壇や家庭菜園にすれば、雑草対策+楽しみの場に。見た目も明るくなり、暮らしに潤いをプラスできます。
⑩ウッドデッキをつけて“第2のリビング”に
庭の一部にウッドデッキを設置すると、リビングからつながる開放的な空間が生まれます。お子さんの遊び場や、休日のティータイムスペースとしても大活躍。見た目は同じようでも、ウッドデッキには「天然木」と「人工木」の2タイプがあり、それぞれに特徴があります。
天然木(ハードウッドなど)の特徴
⚪︎見た目のあたたかみ・質感が本物志向
⚪︎時間とともに風合いが変化し、味が出る
×定期的なメンテナンス(塗装・防腐処理)が必要
×木材の種類によっては割れやささくれが出やすい
人工ウッドデッキの特徴
⚪︎メンテナンスが楽!基本的にノーメンテ
⚪︎色落ちや腐食が起こりにくく、耐久性が高い
×日差しで熱くなりやすい(夏場は特に注意が必要)
×見た目は少し“均一で人工感”が出る場合も
それぞれに良さがあるので、「見た目重視」or「メンテナンス重視」どちらを優先したいかで選ぶのが◎です。もちろん、プロに相談すれば敷地やご予算に合った素材提案も可能ですよ!
土の庭のリフォームでよくあるQ&A
防草シート+砂利やウッドチップ程度ならDIYも可能です。ただし、人工芝やコンクリート舗装、タイル張りなどは、下地づくりが命。仕上がりや耐久性を考えると、プロに頼む方が結果的にコスパ◎です。
大量の土は一般ゴミで出せません。処分費用もかかるので、プロに依頼する場合は土の処分も一括でやってくれる業者を選ぶと安心です。
対策方法によって費用はさまざま。以下は業者に依頼した場合の目安です(材料費+施工費込み)。
施工方法 |
費用の目安(1㎡あたり) |
砂利敷き |
3,000〜5,000円 |
人工芝 |
6,000〜10,000円 |
コンクリート舗装 |
10,000〜15,000円 |
タイル貼り |
15,000〜20,000円 |
DIYの場合は、施工費がかからない分、材料費だけで済みます。
人工芝の場合、DIYなら1㎡あたり約2,500〜6,000円程度で可能です(芝の質や地盤によって変動)。ただし、整地・転圧などの下地処理をしっかり行わないと、後から波打ったり雑草が生えてしまうこともあるので要注意。「最初は節約になっても、やり直しになった…」なんてことにならないよう、不安な場合はプロへの相談がおすすめです。
まとめ|放置はもったいない!早めの対策で快適なお庭に
「土の庭、どうにかしたい」と感じたら、それは暮らしを快適に変えるチャンスです。
ちょっとした工夫で、お庭はぐんと快適に、そして家族がもっと笑顔になれる空間になります。
「うちの場合はどんな方法が合うのかな?」と迷ったら、ぜひ外構のプロにご相談ください。
あなたのライフスタイルにぴったりの庭づくり、一緒に考えていきましょう!